幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!

だって。

柔らかいものが首筋に触れたから。

唯斗くんが私の首筋にキスを落としている。

何度も、位置を変えて。

優しいキスが降り注がれる。



「ちょっ、ゆいと、くんっ」



止まらない唯斗くんからのキス。

男の人の力って強い。

抵抗したくても、抱きしめられてしまえば身動きが取れない。



「ん……っ、」



変な声が出てしまった。

自分じゃないような声に顔が熱くなる。


恥ずかしい。

恥ずかしい。

恥ずかしい……。


心臓に悪い。

変な感じがする。

心臓の音が速くなっているって気付かれちゃう……。


そう思っていると。

春馬くんが唯斗くんを思いきり引き剥がしてくれた。

とてつもなく、真っ黒なオーラを出して。