幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!

挑戦することは無駄なことじゃない。

それを思い出させてくれたのは琴音ちゃんだ。


最初はシュートも決まらなかったバスケ。

だけど、努力を重ねるうちにシュートも決まるようになった。

その自信が今に繋がっているのかもしれない。

そう思うと、私に“アイドルを目指さない”という選択肢はなかった。



「私、アイドルになる!」

「よく決めた! 頑張れ!」



琴音ちゃんがわしゃわしゃと頭を撫でる。

髪の毛が崩れてしまうことも今は気にしない。

純粋に嬉しかった。

背中を押してもらって、応援してくれる親友が目の前にいる。

それだけで私は頑張ろうと思える。