幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!

そんなことを考えている私。

時間があっという間に過ぎていく。

気付けば体育祭は明日へと迫っていた。


琴音ちゃん……。

体育祭……。


琴音ちゃんと体育祭。

私の頭の中は『琴音ちゃん』と『体育祭』の無限ループ。

今日もキッチンで夕飯を作りながら、唯斗くんと春馬くんの帰りを待っている。

ちらりと時計を見ると時刻は9時半。

『今から帰るね』の、連絡もないから、仕事が忙しいんだろう。

帰ってくる気配のない2人が、今は少し恋しく感じた。

2人が帰ってきてくれたら、少しは気がまぎれるのになぁ。