幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!

琴音ちゃんが再び学校に登校してきたのは、あの日から3日経ってからだった。

琴音ちゃんの態度は普段と変わらない。

私にも普通に話しかけてくれる。



『連絡返せなくてごめんね』

『高熱が出て、ずっと寝ていたの』



って。

だけど、そんなの嘘だよね?

琴音ちゃんがずっと寝ていたなんて嘘。


だって。

琴音ちゃんの目の下には、はっきりと茶色いクマができているもん。

寝ていたらクマなんてできないのに。

……この3日間眠れなかったってことだよね。


そう思った私だけど、私は深く追求することはなかった。

もし、追及してしまったら関係が壊れてしまいそうな気がしたから……。