『蒼……私、蒼が好き。蒼といると、今まで感じたこともないような気持ちになる。あと、私達、もっと前にあったことあるよね? 寝てるときに思い出した。私、その時も蒼の事好きだったよ。好きすぎて、無謀にも探そうとして……事故に遭って、蒼の事だけ忘れた。蒼が、梨奈さんの事好きで付き合ってるって知ってるけど、私、蒼の事が好き』
俺の事が好き? 事故? ってゆうかなんで橋本?
情報量が多すぎて何も読み取れない。
でも……
綾音が俺の事を好きだと言うなら、それで良い。
俺は、感情の赴くままに、綾音を抱き締めた。
『好きだよ……好きだ』
ずっと、こうしたかった。
あんなおまじないなんかじゃなくて、気持ちの繋がった状態で。
ずっと伝えたかった。
俺が綾音を覚えているように、綾音にも思い出して欲しかった。
あの頃からもう、ずっと好きだったのだと伝えたかった。
蒼side 終
俺の事が好き? 事故? ってゆうかなんで橋本?
情報量が多すぎて何も読み取れない。
でも……
綾音が俺の事を好きだと言うなら、それで良い。
俺は、感情の赴くままに、綾音を抱き締めた。
『好きだよ……好きだ』
ずっと、こうしたかった。
あんなおまじないなんかじゃなくて、気持ちの繋がった状態で。
ずっと伝えたかった。
俺が綾音を覚えているように、綾音にも思い出して欲しかった。
あの頃からもう、ずっと好きだったのだと伝えたかった。
蒼side 終



