「「え!?」」



怜ちゃんが俺を見たのを肌で感じる。


でも、こんなところで告白するわけにはいかない。



今度は全員の視線が集まる。



早乙女の顔を見ると、今のは確信犯だと分かる。



「友達だよ」



間違ってないハズなのに、胸が痛む。
 

俺が……それ以上を望んでいるから。



「いつから」

「小3に上がるくらい」



? なんだこの質問は……?



大した質問でもないのに言い知れぬ不安が広がる。 



大体何でこんなことを聞く?