月下美人

昴
「今じゃダメなの?」

私
「ダメ。ちゃんと聞いてほしいことなの」

昴
「んー……わかった。早めに帰るよ」

ぽんっ、と頭を撫でられた。

ほ……っよ、よかった。

とりあえずは話す機会もらえたよね!?

あとは想いを伝えるだけ……。

9年間の初恋を。



そして放課後、私は昴の家の前で待ってた。

今5時だけど……いつ帰るのかな。

竜介
「翠……」

顔を上げると、竜がいた。