月下美人

私
「昴っ!」

逃げられないようにガシッと腕を掴んだ。

よし!!

昴
「っ翠……」

私
「昴っ、あのね」

ゴクッ、と息を呑む。

言わないと……。

私
「大事な話があるの。だから……放課後、昴の家の前で待ってる」

昴
「俺帰り遅くなるよ?寄り道するし……」

遠回しに来るなって言われてる?

私
「待ってるから。昴がいくら私を避けても私は大事な話があるの」