気まずそうな顔をして走ってった昴。

……さ、避けられた?

なんで……。

夏希
「は?なにあいつ。ケンカ売ってんの?」


「夏希、そうムキになったって意味無い」

夏希
「あんな奴やめとけよ翠」

なっ!


「きっとなにか理由があるの!」

避けられたって思いたくない……。

昴は優しいもん。

なにか理由があるはずだし……。

夏希
「……シェアハウスが始まるのは1週間後。それまでに告白しとけ」