「いつからだろ?……小一?」

夏希
「早っ」


「迷子になって泣いてた私を見つけて、助けてくれたの。その時あたりかな?同じ幼なじみでも竜にむける好きと違った」

夏希
「……あぁ、黒瀬竜介か」

こくんっと頷いた。


「それから変わらず告白してるよ」

夏希
「へー……」


「好きなんだ……すごく」

幼い頃から、ずっと。

飲み物を買い終えてみんなのところに戻るとなにやら賑やかで。