月下美人

仕方なく廊下に出た私。

注目度が半端ない……。

彩葉
「ちょっと翠、断ったんじゃないの?」


「断ったよ!」

愛生
「諦めてないんじゃない?」


「どこに行くんだろ……?」

連れてかれたのはひとつの空き教室。

そこで円になるように座った。


「な、何の用?」

夏希
「昨日言ったはずだけど?諦めないって」

う……。

夏希
「証明してみせる。他の族と違うこと」