月下美人

夏希
「翠が俺の前から消えたとき、生きた心地がしなくてめちゃくちゃ焦って寝れなくて」


「夏希……」

夏希
「だから、翠が俺のものになった時めちゃくちゃ嬉しかった」

私も……二度と夏希に会わないつもりで。

だけど、会いたくてたまんなくて……。

夏希
「俺と、新しく約束しない?」


「約束?」

そういえば……夏希には次恋をするなら俺にしてって約束で。

私は夏希にたくさんのお願いをしてた。

お互い、もう守ってるもんね。

夏希
「俺は九条財閥の跡継ぎだから、いろんな女が寄ってくると思う。でも、婚約者は翠だけだから」