月下美人


「彩葉辛辣……まぁ本当なんだけど」


「碧のこと受け止めれるのは愛生だけだよ」

……自信ないよ。

その詩織さんがどんな人かもわかんない。


「……本人のお話聞いたげなよ、愛生」

ツンツンと肩を叩かれて振り向くと、制服のズボンが見えて。

え?

見上げると、


「っ碧……!」


「はぁ〜……もしかしてと思ったけど、やっぱり夏希との会話聞いてたか」

ため息を零した碧がいた。