これから先、いろんな困難が……。

その時、私は怜央くんのそばにいなくていいの?

怜央くんの隣に他の子がいたら……。

陽菜
「恋は連鎖だよ。誰かが動き出したらどんどん動き出してくの。だから苺、後悔しないうちに進んで。苺は苺が思う以上に魅力的で可愛い女の子だし、なんせ怜央が好きになった女の子なんだから自信持って」


「陽菜……っ、うん、ありがとう!私、遅いかもだけど気持ち伝えてくるっ……!」

立ち上がって、鞄から怜央くんからもらった飴を出した。

大丈夫……できる。

陽菜
「ふふ、ファイト!苺」

陽菜はすごく優しいいい子だったんだね。

きっと陽菜もたくさん道を間違って、だからいまがあるんだ。