夏希
「っとに、良い奴だよな」


「えへへ……学校楽しみ!」

夏希
「今日のポニーテール似合ってるよ。可愛い」

………っ!?

耳元で囁かれて思わず見上げると意地悪な笑みを向けられて。

夏希
「あと俺のあげたリップしてるのも可愛い」

はぅっ!

や、やばいっ、胸に突き刺さった……!


「あ、ありがとうございます……」

それから私の熱が消えることは無かった。