「まぁ……あの時俺もガキだったもんな」

今よりずっと……。

自分勝手で、たくさん陽菜を傷つけた。

陽菜
「いまもガキじゃん!」


「お前マジ可愛くねーな……!」

陽菜
「はぁ?陽菜可愛いし!!」


「自分で言うな!」

恋とか愛とか、あれからしなかった俺。

でも……また、陽菜を愛したいと思ってしまうんだ。


「しょうがねーからな!お前は俺のそばにいて守られてろよ!!」

陽菜
「っ……ふん!余計なお世話だし!」