「なら好きなんじゃん。答え出てんじゃんアホ」

ぐぬぬっと黙った聖七。

正直あの女は許せないけど……翠の言うとおりこれから変わればいいから。

俺だって、いい事しかしてないわけじゃないしいろんな人に迷惑かけて生きてきた。


「まっ、これからはなんの問題もなくなったんだからいいんじゃないの?ゆっくりで」

聖七
「……そうだな」

まずは、翠を親に会わせねーとなにも始まんない。

翠の写真を見せたら大歓迎してたから、たぶん大丈夫だけど。

とりあえず……俺のものになったから安心。

あとは、四六時中そばにいるだけだから。