時間を忘れてしまいそうだ。


「ん……っ、もっ、だめだし!」

さすがにやりすぎたか?

肩で息してる翠の頭を撫でた。


「帰ってほしくない?」


「……うん」

頭を撫でる手を触った翠。

上目遣いで、


「明日も、会いに行っていい?」

っ……きっと、本人は無自覚だ。


「危ないから毎日俺が迎えに行く。校門で待ってろよ?」


「えぇ!悪いよ!」