グイッと腕を引き寄せられて抱き締められた。

夢じゃ、ないんだ……っ。

夏希
「んなのとっくに知ってる」


「なっ……なんで!?」

夏希
「いや、お前態度と表情からして俺が大好きって言ってたし。キスしても受け入れてたし直感でわかる」

な……っ、はっず……。

夏希
「どれだけこの時を待ったと思ってんの」


「っ……大好き」

嬉しい気持ちを抑えられなくて、自分から夏希にキスをした。

今度は夏希の唇に。