月下美人

マッジ……。

瑠架
「んじゃ、彩葉ちゃん俺の後ろになるけどいいかな?」

彩葉
「ん、いいよ」

あ、私もバイクに乗らねば……。

夏希
「……乗れる?」


「当たり前!あ、当たり前です」

夏希
「タメなんだからタメでいいし。ほら」

ふわっと身体が浮いた。


「わっ!?」

私を抱っこして、バイクに乗せた夏希。

う、竜のバイク低かったんだ……。