月下美人

だけど、手は繋いだままで。

あぁ……時間が止まればいいのに。

なんて思ってると、夏希が繋ぐ手に力を込めた。

っ……。

うぅ、心臓に悪いよ……。

やがてショッピングモールについて、

夏希
「なにから見る?化粧品?雑貨屋?」

と、夏希が言ってきた。

わ、私の行きたいとこでいいの!?


「えぇと、化粧品」

夏希
「よし、じゃー行こ」

ショッピングモールとか久しぶりだな、なんて呟く夏希は気づいてない。