月下美人


「愛莉さんっ、でも……」


「翠、思ってる以上にやつれてたよ?俺が奢るから3人でカフェに行こう」

ふたりとも……。


「ありがとう……っ」

愛莉
「ふふっ、じゃあ放課後校門で待ってるね」


「はいっ」

胡桃沢愛莉さん、か。

すごく素敵な女の人だったなぁ……。

ふたりのおかげで、少し目が覚めた。

放課後になり、いつも通りみんなで玄関に向かう。


「あっ、みんなごめん!私今日昴と昴の彼女さんとカフェに行く約束しててっ」