月下美人


「……噂、大丈夫?」

あ……そっか、あのデマの紙は全クラスに行き渡ってるから昴も知ってるんだ。


「大丈夫だよ」

愛莉
「翠ちゃん、最近寝てないでしょ」

私の頬をぎゅっとつねった愛莉さん。

!?


「いひゃっ」

愛莉
「コンシーラーとファンデは重ね塗りすればするほど肌を引っ張ったときに見えるの。よく見たらクマが広い範囲でできてる」

うぅ……。

愛莉
「私でよかったら話聞くよ?放課後どこかに行こうか?」