▷▷翠side

次の日、私は体調不良と嘘をつき学校を休み水瀬陽菜をカフェに呼んだ。

陽菜
「なに?呼び出して」


「……考えたの。縁を切ったら、きっと学校に行けなくなる。だから、転校するのはだめかな……?」

陽菜
「あぁ、好きにすれば?ただし、高校は女子校ね。わかった?」


「わかった……たぶん約束の6月末には間に合わないけどそれまで、待ってほしい」

コーヒーを飲んだ水瀬陽菜。

陽菜
「いいよ。待ってあげる」


「ありがとう。……約束守ってくれる?」