っ夏希!?

慌てて服を着て、ドアを開けた。


「夏希!どしたの?」

夏希
「いや、翠はひとりになったら変なこと考えそうだから気になった」

なっ、失礼だな……。


「変なことってなによ!」

夏希
「最近俺に塩対応だし……」

あ……竜も言ってたな。

意識しすぎて、そうなっちゃうんだよね。

きゅっ、と夏希の人差し指を掴んだ。


「……から」

夏希
「え?」