彩葉
「大丈夫!?翠!」


「ごめ、頭痛いから無理……」

ふらつく足で歩くと、誰かに足をかけられた。

やば、転ぶっ……!

彩葉
「翠!」

彩葉が支えてくれたおかげで転ばずに済んだ。

よかった……。


「ありがとうっ、もう大丈夫」

愛生たちのとこ行こ……。

なんとか歩いて体育館の隅に行った。

愛生
「翠!大丈夫!?」