愛生
「えっ!?」

現に、部屋にいても俺が動くたびについてきてるくらいだし。

愛生
「ねー碧って彼女いないよね?なんで!?」

グイッと詰め寄った愛生。

なんでと言われてもな。


「別にいらないから?」

愛生
「なんで!?かっこいいし無口でクールだけど言葉じゃ表せない居心地だし、碧は無敵なんだよ!」


「いや、俺どんなんだよ」

それにもう……恋はしたくない。

愛生
「……碧?」


「あー、ほら、夕飯買わないとだろ」