いたずらっ子のように笑った愛生。

初めて名前を呼んだ時の、あの感じが忘れられない。

めちゃくちゃ喜んでたんだよな。

愛生
「あ!見て見て!!これ碧っぽい!」

そう言って見せてきたのは雑誌の表示の男。

……。


「いや、似てないだろ!」

思わず突っ込んじゃったよ。

愛生
「えー?そうかなぁ」


「逆にどこを見て似てるってなったんだ?」

んーと俺を見た愛生。

にこっと笑って、

愛生
「でも碧の方が何百倍も誰よりもかっこいいよ!」