思いもよらない言葉に顔を上げた。

怜央くん……?

怜央
「守ってあげたいっていう男の本能ってゆーの?そういうのわかんないけど。とにかく他の人に苺取られたくないなーって」

っ……!

なんかこれ、告白みたい……っ。


「そ、そなんだっ!なんかごめっ、」

怜央
「まだ終わってない」

顔を背けようとした私の頬を両手で押さえた怜央くん。

うぅっ、近い……!

でも、怜央くん真剣……。

怜央
「ほんとはもっと先にしようと思ってたんだけどいま言うね」