怜央
「いーちーご。大丈夫?」

振り向くと、キャンディを持った怜央くんが。


「怜央くん、みんなのとこにいなくてもいいの?」

ベッドに座った私。

私と同じように怜央くんも自分のベッドに座った。

怜央
「あぁいいのいいの。苺ひとりにさせる方が嫌だから」

初めて会った時からだけど、怜央くんは夏希くんたちには毒舌だったり腹黒いけど、私には優しくしてくれてる。

って、思い違いだったら恥ずかしい……!


「あ、あの……なんでいつもキャンディを舐めてるの?」