『陽菜ちゃん!?どうしたの!?大丈夫!?』

陽菜ちゃんに駆け寄ろうとした時。

大河
『近寄んなよ!』

思いっきり鉄パイプを地面につきつけた大河。

っ……。


『た、大河……?』

陽菜
『翠ちゃんひどいよぉっ……なにも知らないふりするなんてっ……』

……は?

ひっく、と泣き続ける陽菜ちゃん。

待って、まさか……。


『その怪我……私がやったことになってる?』