それから私は殴られ蹴られ、散々な目にあった。

倉庫に行けば、

竜介
『んっま〜!陽菜クッキー焼けんのすご!』

大河
『さすが陽菜〜。また作って?』


『つか、女子力高すぎだ!』

みんな、偽りの陽菜ちゃんに騙されてる。

裏で、いじめてるくせに……っ。

竜介
『お、翠ー!お前も食べる?美味いよ!』


『竜……ううん、今お腹いっぱいだからいい』

竜介
『……翠?なんかあ、』

陽菜
『えー!翠ちゃん大丈夫?』