月下美人

だとしたら、また下っ端たち連れて……?

そう考えたら、身体中電気が走るみたいにゾクッと震えた。

夏希
「……んなことさせるかよ」

私の額にデコピンした夏希。


「うっ」

夏希
「変なこと考えんな。言ったじゃん、バックには俺らがついてる」

夏希……。

聖七
「おうよ!俺らは遊撃隊もあんだし!!」

愛生
「そうだよ!もう翠に傷一つつけさせないし!なんならやり返す!」


「それもそれで危ないだろ……」