頭に浮かぶのは、みんなとの思い出。

大河のことは、少しも好きじゃない?

あんなに大河、幸せそうに微笑んでたのに。

大河の恋心、たぶらかしたの……?

っ………。


『っやめない!陽菜ちゃん、やってること間違ってるよ!みんなも、正気に戻ろ?』

陽菜
『はぁ……もういい。殺っちゃって』

『『『わかりました』』』

ズラッと私を囲んだ下っ端たち。


『ちょっと、陽菜ちゃ、』

陽菜
『陽菜はぁ〜みんなを独り占めしてくるねっ』

っ……なんで。