月下美人

夏希
「はぁ……続けろ」

竜介
「っ……」


「……私に何を求めてるの?竜は」

まだ、そこ聞けてない。

竜介
「倉庫に、来てほしい。どうにかしてあの女が嘘ついてるって暴きたい」

っ……。


「行きたくない……」

竜介
「気持ちは分かる。でも、俺は翠の潔白を証明したい!」


「頼んでないよ!私はもういいの、極楽鳥花と関わんなきゃそれで……」

竜介
「俺が!翠を助けたいんだ。納得いかないんだよ!アイツらに」