月下美人

私に詰め寄った愛生。


「嫌われたくなかったの……!元姫の時のこと話したら、愛生たちも嘘を信じるのかなって思ったら不安で……」

愛生
「なんで決めつけるの!?」


「愛生、落ち着け」

碧が私から愛生を離した。

どうしてこうなっちゃうの……。

瑠架
「今は黒瀬の話を聞いて?ね?」


「……わ、私、聞きます」

愛生
「っ……しょうがないわね」

ふたりとも……。