月下美人

彩葉
「なんのための友達なの!?そんな大切なこと隠し事するなんてありえない」

彩葉っ……!


「幻滅されたくなかったからっ……、」

愛生
「それを聞いて、うちらは幻滅するって思われてたの?」

愛生まで……っ。

違う、こうなりたいんじゃない。

彩葉
「……私、少し頭冷やしてくる」

愛生
「あ、彩葉っ」

彩葉は家を出ていった。

っ……。

愛生
「翠!なんで隠すの!?」