竜介
「っ……」
私
「私はっ……悲しかったの!幼なじみなはずなのに竜に追い出されたと思ったから!やっと女の子の友達ができたと思ったのに、裏切られるなら仲良くなんなきゃよかった!出会わなければって何度も思った!」
ボロボロ涙が溢れてくる。
竜介
「翠……」
私
「だから高校だって、昴もいて極楽鳥花誰ひとりいない場所選んだのに……極楽鳥花の元姫来栖翠じゃなくて、」
ごく普通の……。
私
「普通の来栖翠になりたかったの……!」
竜介
「普通のって……翠は翠だろ!」
「っ……」
私
「私はっ……悲しかったの!幼なじみなはずなのに竜に追い出されたと思ったから!やっと女の子の友達ができたと思ったのに、裏切られるなら仲良くなんなきゃよかった!出会わなければって何度も思った!」
ボロボロ涙が溢れてくる。
竜介
「翠……」
私
「だから高校だって、昴もいて極楽鳥花誰ひとりいない場所選んだのに……極楽鳥花の元姫来栖翠じゃなくて、」
ごく普通の……。
私
「普通の来栖翠になりたかったの……!」
竜介
「普通のって……翠は翠だろ!」

