「竜あんた……なに言ってんの?」

竜介
「翠はいなかったみたいな過ごし方しやがるんだよ……!いたのに、翠は極楽鳥花の姫として、いたのに!あの女を信じてる!」

どういうこと……?


「だったら、だったらあの時力づくでも私を守ればよかったじゃん!総長が姫を選ぶんだから!」

竜介
「したよ!!俺が翠を選ばないわけないだろ!?でも、雅と下っ端に止められて動けなかったんだよ!!」

っ……。

竜介
「好きな女信じるに決まってんだろ!ずっと、お前が昴を好きになる前から俺は翠が好きだったから!」

……え?