大河
『あぁ、この子俺の彼女なんだよ』

そう幸せそうに微笑む大河の横に、可愛くて有名な女の子がいた。

陽菜
『はじめましてっ、水瀬陽菜(みなせひな)ですっ』


『陽菜ちゃん!私来栖翠!よろしくねー!』

陽菜
『翠ちゃんっ!よろしくっ』


『えぇっ!こんな可愛い子彼女とか大河のくせにずりぃ!』

大河
『うるさいな雅。早く彼女つくればー?』

極楽鳥花の姫だった私は当時心を許せる友達がいなかったから、女の子が来てすごく嬉しかったんだ。


『よーっし!んじゃ陽菜ちゃん!暑いしアイス食べよっか!』