食事を終えた二人は、そのまま同じホテルの部屋を借り、いとも簡単に『恋人同士』の行動を取った。


まるで、それが恋人としての『契約』、『義務』であるかのように。


だけど、ベッドの上であえぐカレンを見ていると、そんな考えは幸男の中から消え去った。


女を抱くこと自体何年ぶりかの行為であったし、相手は20過ぎの女子大生だ。


これで燃えない男はいないだろう。


カレンの体は想像以上に華奢だった。


長い手足に細い腰。


それに似合わず、取ってつけたようなふくよかな乳房がまた幸男の性欲を駆り立てた。