ーー3年後…
「紗良、来てくれてありがとう」
「……麻美…」
今日、わたしは23歳になった。
もう立派な大人だ。
22歳の春…
わたしの元に届いた1通の招待状。
差出人は今目の前にいる麻美からだった。
「来てくれないかと思ってたから…ほんとに嬉しい」
そう言うと麻美は薄っすら涙を浮かべた。
「紗良……あの時はごめんね?わたし、ほんとに……っ」
「麻美、すごく綺麗。似合ってる、ウェディングドレス」
麻美から届いた招待状…
それは結婚式の招待状だった。
届いた時はもちろん行く気なんてなかった。
むしろ、招待状を送ってきた麻美の神経を疑ったくらいだ。
「紗良、ほんとにごめんっ」
と抱きついてくるなり声をあげて涙をこぼす麻美を優しく抱きしめ返した。
「紗良、来てくれてありがとう」
「……麻美…」
今日、わたしは23歳になった。
もう立派な大人だ。
22歳の春…
わたしの元に届いた1通の招待状。
差出人は今目の前にいる麻美からだった。
「来てくれないかと思ってたから…ほんとに嬉しい」
そう言うと麻美は薄っすら涙を浮かべた。
「紗良……あの時はごめんね?わたし、ほんとに……っ」
「麻美、すごく綺麗。似合ってる、ウェディングドレス」
麻美から届いた招待状…
それは結婚式の招待状だった。
届いた時はもちろん行く気なんてなかった。
むしろ、招待状を送ってきた麻美の神経を疑ったくらいだ。
「紗良、ほんとにごめんっ」
と抱きついてくるなり声をあげて涙をこぼす麻美を優しく抱きしめ返した。