気づくと明日から冬休み。
修学旅行が終わってからの時間の経ち方が、あまりにも早すぎて驚く。
こんな感じだとあっという間に3年に…
受験生だ。
「慧くん遅いね〜」
教室の窓から灰色の空を見上げながら和子が呟いた。
「ほんとだね」
と和子の背中を見ながら返事をする。
終業式だったためか、校舎に生徒の姿が見えない放課後の今、わたしと和子は慧くんを待っていた。
といっても、和子が待っているのは慧くんじゃないんだけど。
なぜ待っているかというと…
「今日これで3人目でしょ?告白」
と和子の言った通り、告白で呼び出されていたため。
終業式が関係あるのかはわからないけど、慧くんに告白をしたのは今の子で3人目。
3人目の子は後輩だとか…。
相変わらずのモテっぷりにもうお手上げ状態。
修学旅行が終わってからの時間の経ち方が、あまりにも早すぎて驚く。
こんな感じだとあっという間に3年に…
受験生だ。
「慧くん遅いね〜」
教室の窓から灰色の空を見上げながら和子が呟いた。
「ほんとだね」
と和子の背中を見ながら返事をする。
終業式だったためか、校舎に生徒の姿が見えない放課後の今、わたしと和子は慧くんを待っていた。
といっても、和子が待っているのは慧くんじゃないんだけど。
なぜ待っているかというと…
「今日これで3人目でしょ?告白」
と和子の言った通り、告白で呼び出されていたため。
終業式が関係あるのかはわからないけど、慧くんに告白をしたのは今の子で3人目。
3人目の子は後輩だとか…。
相変わらずのモテっぷりにもうお手上げ状態。