***
「じゃあ、一旦ここで休憩します!
水分補給しっかり行ってくださいね!」
あれから2日後の今日、キャンプ当日。
今は最初のプログラムである、バイキングの途中。
雲一つない快晴の今日は、とっておきのキャンプ日和なのに。
「むぎ、平気?」
「うん、大丈夫だよ」
その平気、は、きっと渚のことを言ってるんだと思う。
私の心はずっと曇っていた。
「あーっ、疲れた……これ、まだ続くの?
オレもう歩けない……渚おぶって」
「ぜってーやだ」
あれから渚とは微妙に距離が空いてしまった。
『怖がらせて、ごめんな』
最後にもう一度、そう囁いた渚は、私の制服を直したあと。
『帰ろう』
それだけ言って、なんであんなことをしたのか、どうしてあんなことを言ったのか、話しては、くれなかった。
余裕がないって?
ごめんって?
おはよう、おやすみ、ただいま、おかえり。
今日のごはん何にする?
今日学校でね?
目を合わせて、いつも通り、たわいもない話をする私たち。
けどそこには。
『お、おかえり、渚』
『ん、ただいま』
『なんか疲れた顔してる。
今日は早く寝よう』
身体的接触は、ない。
渚が、私にふれてくることが、なくなってしまった。
「じゃあ、一旦ここで休憩します!
水分補給しっかり行ってくださいね!」
あれから2日後の今日、キャンプ当日。
今は最初のプログラムである、バイキングの途中。
雲一つない快晴の今日は、とっておきのキャンプ日和なのに。
「むぎ、平気?」
「うん、大丈夫だよ」
その平気、は、きっと渚のことを言ってるんだと思う。
私の心はずっと曇っていた。
「あーっ、疲れた……これ、まだ続くの?
オレもう歩けない……渚おぶって」
「ぜってーやだ」
あれから渚とは微妙に距離が空いてしまった。
『怖がらせて、ごめんな』
最後にもう一度、そう囁いた渚は、私の制服を直したあと。
『帰ろう』
それだけ言って、なんであんなことをしたのか、どうしてあんなことを言ったのか、話しては、くれなかった。
余裕がないって?
ごめんって?
おはよう、おやすみ、ただいま、おかえり。
今日のごはん何にする?
今日学校でね?
目を合わせて、いつも通り、たわいもない話をする私たち。
けどそこには。
『お、おかえり、渚』
『ん、ただいま』
『なんか疲れた顔してる。
今日は早く寝よう』
身体的接触は、ない。
渚が、私にふれてくることが、なくなってしまった。



