***
「……」
いつも変わらない色白な顔色が、今は熱湯でも浴びたみたいに真っ赤になってて。
「んんっ……」
ぎゅっと眉間にシワがよって、時々呻くような声が微かに聞こえてくる。
ふだん低血圧なのに、こんなに高い熱なんか出たらつらいよね……。
作った氷枕でなんとか冷やしているつもりだけど、あまり効果もなさそうだし……。
渚たち、先生見つかったかな……。
今保健室には、朝日くんと私だけ。
落ち込んだ様子の香澄ちゃんは、那咲と音ちゃんに任せて。
職員室に行ったはずの土方くんがなかなか戻ってこないからって、朝日くんを寝かせた渚も、すぐに保健室を出ていった。
放課後だし、先生も部活とか会議で捕まらないのかもしれない。
もう時間も遅いし、誰かに聞こうと思っても、なかなか難しいのかもしれないし。
「ん……」
「あ、起きた?
朝日くん」
「あれ、おれ……」
「倒れたんだよ、空き教室で。
覚えて、ない?」
「ん……」
「……」
いつも変わらない色白な顔色が、今は熱湯でも浴びたみたいに真っ赤になってて。
「んんっ……」
ぎゅっと眉間にシワがよって、時々呻くような声が微かに聞こえてくる。
ふだん低血圧なのに、こんなに高い熱なんか出たらつらいよね……。
作った氷枕でなんとか冷やしているつもりだけど、あまり効果もなさそうだし……。
渚たち、先生見つかったかな……。
今保健室には、朝日くんと私だけ。
落ち込んだ様子の香澄ちゃんは、那咲と音ちゃんに任せて。
職員室に行ったはずの土方くんがなかなか戻ってこないからって、朝日くんを寝かせた渚も、すぐに保健室を出ていった。
放課後だし、先生も部活とか会議で捕まらないのかもしれない。
もう時間も遅いし、誰かに聞こうと思っても、なかなか難しいのかもしれないし。
「ん……」
「あ、起きた?
朝日くん」
「あれ、おれ……」
「倒れたんだよ、空き教室で。
覚えて、ない?」
「ん……」



