「いい加減、何とかならないのか」

「あの女、上っ面を隠すのが上手いのよ。 いくら言いくるめようとしても、本音を明かそうとしないの」

「俺にも令嬢らしい建前いっぱいの態度で振る舞うぜ」

「本当に嫌いだわ、あの女」

「何の為にこんな学校まで来たんだかな。 良い紳士ぶるのも全く疲れる」

「そろそろ決着付けましょうよ」