「だってわたし……御陵の、跡継ぎなんだもの。 狂犬を"忠犬"にするためなら、なんだってするわ」 だから言ったでしょう? わたしは。……血の色によく似た赤と、醜さだけを濾したような黒しか、持ち合わせてないの。 . 。 。 . * : ◇ 鵠ノ夜[上] 完 →NEXT 鵠ノ夜[中]