朝早く仕事で出勤をしていた時役員フロアーから英語の歌が聞こえてきた、最初は気にも止めず流していたが、時には中国語、フランス語と段々と誰の声なのか気になってきた。

 
 調べてみれば雑務課?だと!名前は鈴木琴美。

 武藤から渡された履歴書には一般的な内容だけで特別なことは何も無い。見た目は地味なのに。
  


 でも何故か気になる存在。

 スラスラと綺麗な語学の発音、俺の何かが訴える!

 
 本来なら女性秘書は面倒だから避けてきたが側に置きたくなった。


 秘書検定を持っていると言う理由だけで無理やり辞令をだす。


 秘書らしくなった琴美を初めて見たときは同一人物かと驚き!

 まるで別人、こんなに変わるものかと、まるでダイヤの原石を見つけた気分になり思わず顔に気持ちがでそうになり必死に抑えた。

 
 琴美は分かってないが、俺は必ず落とす。


 欲しい物は手に入れる!


 今では大切は存在だからな。