昨日、あなたに恋をした

 ほかほかのお弁当から、美味しそうだが、ちょっと飽きた感じのする匂いが漂ってきている。

 この場から逃げ出したい、と思いながら、日子は閉まったままのエレベーターの扉を見つめていた。