昨日、あなたに恋をした




「六月の第二日曜日に決まりました。
 その日が農場の方が都合がいいらしいので」

 全員が喫茶に着席し、アフタヌーンティーセットや和栗のパフェなどを思い思いに頼んでいるところに日子たちは到着した。

 節子が振り向き、
「あんたたちも早く頼みなさい」
とメニューを向けたとき、誠孝がそう言った。

 なにが? という顔を全員がする。

 誠孝が、
「先程伺ったおばさま方や節子さんたちの予定と農場の予定をすり合わせた結果、六月の第二日曜日に」
と言う。

「農場でなにがあるの?」

 日子の母が訊く。

「結婚式です」